ヒジキの概要
分布キーワード:北海道以南の日本列島
項 目 | 詳 細 |
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名 前 | ヒジキ |
分 類 | ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属 |
学 名 | Sargas sum fusiformis |
分 布 | 北海道を除く日本各地 |
形態・特徴
形態
体長30~80cm。円柱状の茎から小枝が出ている。
特徴
ホンダワラ類の仲間で、陸上の植物のように付着器、茎、枝、気胞、葉に形態が分化している。付着器は陸上植物の根に相当するが、養分を吸収する機能はなく、藻体を岩に固着する役目をしている。気胞の浮力によって海中で藻体を直立させている。食用は枝、気胞、葉の部分。藻体は黄褐色だが、収穫後に加熱して乾燥されたものは黒色になる。
旬
4月~6月
多く含む栄養素
カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンA、食物繊維
食感
芽ひじき(葉の部分)は細くて柔らか。長ひじき(枝の部分)はしっかりとした歯ごたえ。
調理法
その他
煮物、炒め物など、さまざまな料理にアレンジ可能。
生ひじき
生のままだと固くアクも強いので、よく洗ってからゆでる下処理が不可欠。独特な磯の香りと肉厚な食感は生ひじきならでは。
乾燥ひじき
20分ほど水につけ、ザルにあけてごみを取り除く。再度水洗い、水切りをしてから使う。