ワカメの概要
項 目 | 詳 細 |
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名 前 | ワカメ |
分 類 | コンブ目チガイソ科ワカメ属 |
学 名 | Undaria pinnatifida |
分 布 | 日本各地の潮下帯 |
形態・特徴
形態
高さ50cm~150cm、茎の長さ10~50cm。
異名
若布、和布
特徴
一年草で、部位や採れる地域によって味わいや食感が異なる。生ワカメは傷みやすいため、塩蔵や乾燥などの処理をすることにより、ほぼ一年中手に入る。
旬
12月~3月の「早採れ」から、5月ぐらいまでが旬。養殖も盛ん。
多く含む栄養素
アルギン酸、フコイダン、カルシウム、ヨード(ヨウ素)
食感
部位や産地によって異なる。
茎にあたる中肋(ちゅうろく)は「クキワカメ」と呼ばれ、コリコリとした噛みごたえ、根の部分にあたるところは「メカブ」と呼ばれ、ぬめりが強く独特の歯ごたえがある。
また、三陸わかめは肉厚でシャキシャキとしていて、鳴門わかめはやや薄めだが、コシがあってしっかりとした滑らかな食感。九州のわかめは柔らかく、かつしっかりとした食感。
調理法
刺身
生ワカメ
さっとゆでて刺身でいただく。傷みやすいためあまり出回らず、しかも旬の3月~5月頃までの期間しか食べられない。
その他
塩蔵ワカメ・乾燥ワカメは水で戻してから調理する。さまざまな料理に使える万能の海藻。油との相性もいい。