スジアオノリの概要
項 目 | 詳 細 |
---|---|
名 前 | スジアオノリ |
分 類 | アオサ目アオサ科アオサ属 |
学 名 | Ulva prolifera |
分 布 | 日本各地 |
形態・特徴
形態
管状、緑色。1m~5m程度にまでなる。
異名
「アオノリ」とはウスバアオノリ、スジアオノリ・ボウアオノリ・ヒラアオノリ、フクロアオノリなどを含むアオサ目の中の旧アオノリ属緑藻類の総称。ここでは食用の「スジアオノリ」を挙げる。
特徴
鮮やかな緑色と香りの良さが最大の特徴。海岸、中でも浅海や河口付近の岩、磯の潮だまりなど。淡水アオノリの中では、ヒラアオノリなどとともに日本沿岸の主要種とされる。
旬
10月~4月
選ぶときのポイント、その他
「アオノリ」とカタカナではなく「青海苔」「あおのり」と漢字やひらがな書きの場合は、他属のヒトエグサやアオサなども含めた商品、加工食品を指す。
多く含む栄養素
ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ヨウ素)、ビタミン(ビタミンA[ベータカロテン]、ビタミンB12)、食物繊維
食感
柔らかく、お茶のような上品な香り。
調理法
調理法キーワード:その他
その他
乾燥させてふりかけや薬味とすることが多い。西日本では和菓子に使われることが多く、
青のりのおはぎ(西日本)
青のり羊羹(山口県、徳島県)
などがある。
ほかにも煎餅・ポテトチップス・おかき・餅等の菓子類や雑煮にもしばしば用いられる。