テングサの概要
項 目 | 詳 細 |
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名 前 | テングサ |
分 類 | テングサ目テングサ科 |
学 名 | Gelidiaceae |
分 布 | マレー諸島、インド洋、大西洋等世界各地、日本各地の沿岸の岩礁域 |
形態・特徴
形態
高さ:10~30cm、規則正しく叉状/羽状に分枝、樹枝状。色は紫紅色~黄紅色。
異名
「テングサ」とはマクサ、オニクサ、ヒラクサ、ナンブグサ、オオブサなどを含むテングサ目テングサ科に属する紅藻類の総称。
特徴
水温の比較的高い海で、最も潮が引いたときの海面よりも深い岩の上に着生する。最も潮が引いたときの海面付近の岩に着生するものもある。
日本では最も潮が引いたときの海面付近から深さ約15mほどの岩上によく生育する。寒天の原料となる種類も含まれている。
旬
4月~5月
多く含む栄養素
食物繊維(アガロース)、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム
食感
煮溶かして固めると弾力があり、滑らかな食感。水戻しして食べると少しコリコリとしていて、かつ滑らか。
調理法
調理法キーワード:煮る
煮る
寒天を煮溶かして固め、味付けをして食べるのが一般的。
ところてん
酢醤油で味付けをしたり、黒蜜をかけ甘くして食べたり、きな粉を添えるものもある
フルーツかん
缶詰のフルーツとともに固めたもの
牛乳かん
牛乳を混ぜて固めたもの
デザートだけではなく、和洋問わず前菜・サラダ、主菜、汁もの、スープなど多彩な食べ方がある。