バナメイエビの概要
項 目 | 詳 細 |
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名 前 | バナメイエビ |
分 類 | 十脚目クルマエビ科 |
学 名 | Litopenaeus vannamei |
分 布 | 日本国内や台湾、東南アジアなどで養殖、原産はメキシコやエクアドルなどの中南米 |
形態・特徴
形態
ブラックタイガーと比較すると小ぶりで体色が白っぽいのが特徴で低価格。その安さの秘密は養殖のしやすさにあり、ブラックタイガーは稚エビが成体になるまで6か月ほどかかるのに対し、バナメイエビは3~4か月。
また、ブラックタイガーは水底を這うように生息することから、一定面積での養殖量が限られるのに対し、バナメイエビは水中を泳ぐので池全体で養殖することが可能で、生産量を多くすることができる。さらに、病気への耐性も強いことから、世界的にブラックタイガーからバナメイエビに養殖を移行する業者が増えている。
異名
シロアシエビ
特徴
もともとはメキシコやエクアドルなど中南米が原産のクルマエビの仲間。
旬
冷凍輸入がほとんどのため、通年で手に入る。
多く含む栄養素
バナメイエビは、低脂質、高タンパクとダイエットにうれしい食材。エビの身はほとんどが筋肉なので、100gあたりの脂質は0.6g、タンパク質は19.6g。鶏むね肉100gあたりの脂質が5.9gなので、いかにバナメイエビが低脂質かがわかる。その他、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどの栄養素も豊富に含まれる。また、バナメイエビは100gあたり約91kcalと低カロリー。ただし、天ぷらやフライなどに調理すると高カロリーになるので、カロリーを抑えたいのであれば、ゆでエビなどがおすすめ。
食感
身はしまっているが、ブラックタイガーと比較すると食感はソフト。甘味は強い。
調理法
煮る
ゆでエビ
お湯に塩を入れ、バナメイエビをゆでる。マヨネーズやケチャップなどをつけて食べる。サラダなどに入れても美味。塩ゆでによって軽く下味がつき、ドレッシングの量を控えることもできて、ヘルシーに食べられる。
揚げる
アヒージョ
オリーブオイルににんにくを入れ加熱し、バナメイエビを入れる。
天ぷら、エビフライとも相性が良い。