クビレズタの概要
項 目 | 詳 細 |
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名 前 | クビレズタ |
分 類 | イワズタ目イワズタ科イワズタ属 |
学 名 | Caulerpa lentillifera |
分 布 | 南西諸島 |
形態・特徴
形態
高さ2m~5mで、匍匐(ほふく)茎(ランナー)を伸ばし、途中から茎が生える。この茎部が食用となる。
球状の小枝が密生しているため、「海ぶどう」と呼ばれる由来にもなっている。茎と小枝の間がくびれていることから「クビレズタ」とも呼ばれる。
異名
海ぶどう、グリーンキャビア、クビレヅタ、クビレズタ
特徴
沖縄県の特産品としても有名。天然物と養殖物があり、圧倒的に養殖の方が多く出回っている。
旬
10~5月ごろ。
選ぶときのポイント
緑色が鮮やかなものを選ぶとよい。
多く含む栄養素
ポリフェノール、カルシウム、鉄分、マグネシウム、ヨード(ヨウ素)、カウレルパラセモサエキス
食感
ぶどうの房のように密生している小枝は、口に入れるとプチプチとした独特の食感をもつ。「フサイワズタ」という別の種類も、同じく「海ぶどう」として販売されていることもある。
最近では、同じクビレズタでも特徴の違う通称「海ゴーヤ」という種類も出回る。海ぶどうの最大の特徴とも言えるプチプチとした食感ではなく、コリコリ、シャキシャキとした歯ごたえで、形は球状ではなく長細く、まるで小さなゴーヤのような形をしている。
調理法
調理法キーワード:その他
その他
温かい海水の中で育っているので、冷蔵庫での保存は厳禁。しぼんで味が落ちてしまう上、プチプチ感も損なわれる。
味付けは主に醤油、酢醤油、ドレッシングなどと幅広いが、上からかけるよりも食べる直前につける方法が推奨されている。
養殖物は塩抜きをしてから食べるとよい。